<相談前>
□ 依頼者:法人 代表者:40代男性
□ 債権者:10社
□ 債務総額:法人約4億円
□ 借入の原因:事業資金
依頼者は中華料理店を開業しました。
その後,将来厚木が発展するということで,厚木に店舗を移転しました。
案の定,高度成長の波に乗り,お店は繁盛し,ビルを建てて,そこに店舗を新装できるほどに店舗も拡大できました。
順調に事業資金の返済もできていた矢先、バブルがはじけてしまい、それまで新年会・忘年会・歓送迎会等で利用していただいていた会社関係の宴会も減り、経営が成り立たなくなりました。
一度会社再生を都内の弁護士に依頼していましたが解任をせざるを得ない状況になってしまいました。その間ローンの支払いも滞り、自社ビルも競売にかけられてしまいました。借金だけが残った形になってしまい、途方に暮れてしまい、前島綜合法律事務所に相談に行きました。
<相談後>
弁護士は受任後、会社の破産申立として受任しました。
複雑な事情もあったことから,破産手続きの完了までには約1年3か月程度の時間がかかりましたが,無事に免責許可決定を得ることができました。
<コメント>
バブル崩壊時の不況下での飲食店経営のサポートをしてきた実績があります。
コロナウィルス不況により,企業様の倒産が増加しております。以前にも記載しましたが、突然の不況における債務整理対応の実績は豊富にあります。収入が激減し,借金だけが増えていく経営者様の心痛を完全に癒すことはできないかもしれませんが,少しでもその負担が軽くなるよう,弊所もお手伝いいたしますので,まずはお気軽にお問合せいただければと思います。